2010年3月25日木曜日

アダム・ランバートの日本進出のプロモートに関する個人的考察


予想もしなかった早い来日でしたね。
来日が決まった日から怒涛のように日々が過ぎ、離日してから、早1週間が経とうとしております。

来日前は、とにかくチョビチョビとしか出ない来日スペシャルイベントの招待券をGETしようと皆さまも頑張られたのではないでしょうか。
私も勿論、やれるだけのことはしました。
年賀状すら書かない輩なのに、ハガキ書きましたから!(笑)

さて、持論を展開するとクドイかもしれないので(九分九厘クドイ!?)、皆さまも既にご覧になっているであろう、日本での代表的な活動を再生リストで貼り付けまして、興味のある、奇特な方だけ、続き(Read More)からお入りくださいませ~♪




さて、今回の来日、一番大きく取り上げられ、かつ人目に触れたのは、日テレ「スッキリ!!」での生歌だったと思う。

ファンの多くは、

「よくぞ、朝の番組で"For Your Entertainment"をお色気たっぷりでやってくれた!!!」

という感想を持ったことだろう。

私も当日は気になってしまい、30分の遅刻申請をし、TVの前にかじりついてリアルタイムで番組を観た。
最初の感想は、

「アダムカワイイっ!!」
「え? それ朝からやっちゃう!?(爆)」 ・・・と、いうものだった。

しかし、しばらくして冷静になって考えた。
上述の私の初見の感想は、あくまでもファン目線のものである。
今回の来日の目的は、アルバム日本盤発売のプロモーションだ。
Twitter上でたくさんのアダムファンと知り合いになれたおかげで言えることだが、アダムファンはプロモーションなどしなくとも買うに決まっている!
そう、プロモーションで大事なことは、いつだって、「新規顧客開拓」なのだ!!!

そこで、初心に返って客観的な目で、スッキリ!!でのアダム・ランバート(Adam Lambert)を考えてみる。
アダムファンでない、ほぼアダム初体験の人の気持ちになって。
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歌うアダム・ランバートを見る。
肩に派手なイガイガ付けて、手にはシザーハンズを思い出すような牙みたいな爪みたいなものがついている。
顔にはラメがついていて、キラキラ。
本人はウニとパンサーの融合だといい(でしたっけ?w)、メイクは炎をイメージしたものだと。

更にボンデージファッションのダンサーを率いて「For Your Entertainment」なる曲を歌い踊るアダム・ランバート。

はて、この方は本人は、いわゆるビジュアル系ってやつですか?? あー、さっきゲイだって言ってたしねぇ...。
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以上が想像上の一見さんの感想。あくまでも私の想像上の。

「For Your Entertainment」-実は、私は最初、この曲があまり好きでなかった。
アダムが素人時代に自作した「Pop Goes the Camera」みたいで、エレクトロ過ぎて。
でも、今は耳に馴染んだせいもあるし、意外とキャッチーだったこともあって、特にキライでもなくなった。
ライヴでこの曲で盛り上がるだろうことも予想出来る。
実際、スペシャルイベントでの「For Your Entertainment」は楽しかった。盛り上がった。

でも、アダム初体験の方には、「まあまあ歌の上手いビジュアル系の歌手」に、誤解を恐れずに言えば、「イロモノ系」に認定される、そういう危険性のあるパフォーマンスだったと思う。
日本で人気のクイーンだって、日本で売れ始めた初期は「ロックの貴公子」なんて言われて、ちゃんとした格好をしていた。後期のフレディ・マーキュリーがいくら胸毛ボーボーの煌びやかなコスプレだったとしても!!だ。

使用前(なんの?)
[Queen]

使用後(だから何のよっ!?)
[Queen]

そこで、まずは自分がアダムを好きになった理由を冷静に考えてみた。
と、その前に注釈を入れると、ワタクシ、最初はダニーが好きだった。。。
このブログを始めた初期(多分初投稿?)にも書いたけど、アダムは石川遼君風の好青年にしか見えてなかったのね~。今は似てるとは思わないけど。

という注釈も踏まえ、アダムを好きになった理由
・単なる坊やじゃなくて、歌が上手い!!!
・しかもアレンジが秀逸。
・更に、期待をいい意味で裏切る。
 (これはアメリカンアイドルの審査中にカーラもin a good way..といいつつ、驚かされるって言ってましたね!
・歌の世界に引き込む力がある。
・バラードが歌える(単に歌えるだけでなくバラードで人を魅了できる)ロックンローラーである!!!

細かいこと言えばもっとあるんだけど・・・例えば、可愛さとセクシーが共存しているところ・・・とか。でも、それは、期待を裏切るあたりに関ってくることなんで、大体こんな感じ。

そして、ここでの重要なポイントは、決してぐりぐりグリッターのアダムが好きだった訳ではないこと!
アダムがグリッターぶりを発揮し始めたのは、アイドル終了後だ。

・・・と、ここで更に、アダムのキャッチコピーを思い出してみよう!(クイズ形式か?)

驚異の歌唱力で「神の声域を持つ世紀のボーカリスト」の異名を持つアダム・ランバート

売る側も当然にアダムの卓越したスキル、天性の才能、ま、何でもいいけど、その歌唱力にフォーカスを当てた訳ですよ。当然ですね!

しかしね!しかしですよ!!

残念ながら、「For Your Entertainment」では彼の歌唱力を証明するには全く不充分だと言わざるを得ない!私的に。 <--逃げ口上(笑) 歌詞や曲の持つインパクトはあっても、歌唱力を証明する曲じゃないと思うのだ。 私は毎朝スッキリ!!を見ているスッキリ派なのだが、今回の来日で「とくダネ(フジ系)」で小倉智昭氏が「以前から目を付けていた...」なんていうのを期待していた人は多いのではないか? 私の予想は違っていた。何故ならば、「小倉さんはきっとスーザン・ボイルが好き!」と思っていたから。彼の傾向として、お上品に歌ウマ系の方が好みだと思ったから。 しかしながら、そんな小倉氏をも唸らせたいわけよ、私は!!!(って、勝手にそんな小倉氏と認定!断定!!) では、小倉氏を唸らせるために、スッキリ!!で私なら何を歌わせるか? そこでまずは日本人の嗜好に関する私の持論。 日本人は、ロックバラードが好き!!!

だって、演歌の国だものっ!!!
え?何故、演歌⇒ロックバラードが結びつくかって?
演歌って、まず基本しっとりでしょ。それでいてパワフル。こぶし回すし。
ロックバラードってパワフルでしっとりでしょう? ほら、ぴったり!!

えぇ、強引ですよ。だって、自分のブログだもん。好き勝手書くんだもの。・・・ってことで、続行。

歌唱力をアピール出来る曲として、直球で行けば、「Time For Miracles」
映画の主題歌として認知されているという利点がある。しかもキャッチーな曲調。
しかし、これはひょっとすると、大人の事情で歌えない...という可能性がある。
映画の主題歌でありアルバムにおいては、あくまでもボーナス曲の位置づけ。
ライセンシーの関係で、コロンビア(でしたっけ?2012の配給会社。)に御伺いを立てないと歌えないという可能性。

次は、ご存知!「Whataya Want From Me」
アダムの歌唱力と表現力を余すところなく発揮出来る曲と言えよう。
プログラムコンポーネンツもテクニカルエレメンツも素晴らしく高得点☆(フィギュアスケート的考察)

そして、忘れられがちだが、「No Boundaries」
上記WWFM同様、余すところなくアダムの歌唱力・表現力を発揮出来、しかも日本人好みの歌詞。
演歌の国、日本は「山・ハリケーン」「乗り越える」が大好き!!
だって、この狭い日本には沢山の山があり(ほらっ、たくさんって「沢と山」よ?)、山は信仰の対象でもある神聖なもの!(完璧こじ付け)
「着てはもらえぬセーターを寒さ堪えて編んでしまう」我が日本。困難好物!ニッポンチャチャチャ♪♪

だんだん頭がラリってきました。

軌道修正キリッ☆
しかし、今回の来日、ご存知の通り、バンドメンバーが一人も来ていない。
急に来日が決まってメンバーのスケジュールの調整が出来なかったのではなかろうか...という結論に達した。(@nahko_jpとの仇さんプロモに関する電話会議で勝手に決定。)
バラード歌うのに、モンちゃんのギターなかったらサマになんないじゃーーん!ということもあろう。
ということで、バラード以外でも検討。

個人的に、「Music Again」「If I Had You」が好み。
ここは、日本での初お披露目ということで、①歌唱力を発揮でき、②キャッチーな曲調、というポイントで絞って、「If I Had You」が当選。
朝、出かけ前に聴いてしまったオフィスワーカーも、ちょいとTV見ながら家事を休憩した主婦も、その後の仕事中に、はたまた掃除機をかけながら、
「じゅーじゅっじゅっじゅっじゅっ.....♪♪」
と思わず口ずさむこと、請け合い!

以上、冗談を交えながら(ほぼ冗談とツッコミはスルー)大衆の前でお披露目すべきだった曲を羅列してみましたが、自分の中で盛り上がり過ぎて言いたいことが伝わっていないことに気付きました。遅いかもしれませんね?

要するに、今回はあくまでもキャッチコピーにもあるように、歌唱力を活かすロックバラードを日本全国に発信して欲しかったのです。
当然、アダムの紹介をする時に、過去のAMAでのVTRを含め、Glamなアダムは映像で紹介される訳だし、日本での簡単に入手できるアダム情報は、そういった、Glamやグリッターな情報が満ち溢れています。
だから、そのイメージを「あれ?違うじゃん?」「へぇ...見た目ばかりに気を取られていたけど、この人歌上手いんだ~。」と覆すような展開にして欲しかった。
そう、いい意味での裏切り。そして、それはトキメキに変わり得る!!

恋愛においても、「ギャップ・意外性」って、それによってときめいて、恋に発展するってよく言われるじゃないですか。それです。

よくインタビューでアダムも「驚かせるのが好き」みたいなことを言っていますが(実際、アメリカン・アイドルの時に随分驚かせられましたよね?)、そこが一番の魅力と言ってもいいと思うのです。

もっと日本でメジャーになって、日本盤のCDが売れなければアダムは来ないんです。来られないんです。
私は「知る人ぞ知る」アダム・ランバートにはなって欲しくないんです。
確かに世界のアダム・ランバートになったら、ライヴのチケットを入手するのも困難になってしまうかもしれない。
でも、それでも、私はもっと多くの人に、アダムの歌を聴いてもらいたいし、彼のパフォーマンスを楽しんでもらいたいし、実際、アダムには人々にパワー・元気を与える力があると思う。

日本には言葉の壁があり、欧米諸国のように売れるのは難しいと思う。日本には洋楽・邦楽の区別が明確だから。曲調でジャンル分けするのではなく、言葉で分けられ、マーケットが完璧に分かれる。だからこそ、ファーストインプレッションが大事だと思うのだ。

・・・・とまあ、こんな感じでぐるぐる思っていたこの一週間であった訳ですが、別に後ろ向きに思っている訳ではなく、改めて、布教活動に勤しもうと思ったわけです。自分に出来ることからコツコツと。
日本盤CDを要所要所にご挨拶がてら配り、洋楽ファンが多く聴くラジオに積極的にリクエストを送ろう...と。

勿論、おとなしめの・・・っていうのはとっかかりですよ。
好きになってしまえば、過剰なまでのグリッターだって、何だって、アダムの虜になってしまえば、物足りない位。
事実、@glambee666さんはすっかりADAMOKKORI支部長(なんやそれ!)として、更に過剰なアダム・ランバート氏に期待していますしね。好きになれば、そのすべてが多様性がアダムの魅力だってことに気付くから。
少しでも興味を持ってくれたら、きっと好きにならずにいられないアダム・ランバートなのです!!!

「好きにならずにいられない」って言えばコレよね♪・・・と、アダムでこんなに引っ張っておきながら、かつての私の一番手のCorey Hartの「Can't Help Fallin' in Love」でお別れでーす☆



なんじゃいこの展開! ぷぷぷ。
謝罪として、オマケ
勝手にリンクしてごめんなさいね。ぐらんびーさん(^_^;)




2010年3月11日木曜日

アダムが日本語をしゃべった!!!(スッキリ!でVid出演)




本日(もう昨日になってしまったけど・・・)、我らがAdam Lambert氏の日本デビューの日だったわけなのですが、なんと、そのアダムが、日本テレビ「スッキリ!」の週刊マリウッドにVid出演しましたー。

ぱちぱちぱちぱち!!!

本日ゴミの日でね、バタバタしていたら、マリウッドの時間になりまして、
「ん?マリウッドってアダム出るね!きっと出るよ、来週。いや、ひょっとしたら今日もチラっとその話出ちゃったりする?」
なんて思いまして、もう遅刻覚悟で見ていた訳です。

でも、写真とかVidとかで紹介するもんだとすっかり思いこんでいましたらね、なんとメッセージが・・・とか行ってる訳ですよ!!!

慌てる慌てる。
ネックレスをしようとしてたんですけどね、それをまんまとヘアクリップにひっかけましてね。んでもって、それを取ろうとしたら、余計に絡まって首つり状態www

とりあえずそのまんまで、ヴィエラの電源入れまして、Vidのチャンネルセットして録画を押そうとしたら、間違ってTVのチャンネルが変えちゃったり。

もう、あたふたあたふた。。。。

しかし、何とかアダムの声だけ収めることができましたー!!!(感涙)

ほんっと、ギリギリだったのよ・・・・。

今日はそんなお話でした。

2010年3月10日水曜日

本日、Adam Lambert 日本盤「For Your Entertainment」発売日!


本日、3月10日は、待ちに待った、Adam Lambert(アダム・ランバート)の「For Your Entertainment」日本盤の発売日です!

そう、とうとう日本デビューです★

My Spaceでは日本向け(だってゆっくりしゃべってくれてるもの!)のメッセージビデオもUPされました。↓↓


Message from Adam Lambert

MySpace Navi マイスペナビ | MySpace Video


3月は仕事も立てこんでいて、ちょっと寝不足で明日(いや、最早今日なんだけど)のアダムストームもあるし、今日は家ではPCを立ち上げずに寝よう・・・と思っていたんだけど、日本盤CDったら、もう店頭に並んでるわ、ネットで注文した人は到着してるわ、らしく、一日早いストームが始まって、Twitterで祭りになってしまった(汗)

で、もうこうなりゃ、放置プレイ気味のブログを記念にUP・・・ということで、今に至る訳で!(笑)

しかしながら、眠い!!! しかも日に日に肌が、目の下がぁーー!って状態(爆)

ということで、もひとつ記念にTwitterで仕入れた(?)、ウサギの穴を貼ったところで、お布団島に漂流しようかと思います。

"Down The Rabbit Hole (Unplugged)" by Adam Lambert

いやぁー、歌もアレンジもタイコの音も最高楽しんだ♪

さて、寝よう。おやすみなさい☆